左手、右手から起こる射癖を理解する
稽古をしていると、たいていその人によって悪い癖があらゆる箇所から出てきます。弓の病癖の中には「早気」といった精神的なものから、後ろ狙いなど技術的なものもあります。今回はそういった射癖の内、左拳、右拳に注目して、病癖をまと…
稽古をしていると、たいていその人によって悪い癖があらゆる箇所から出てきます。弓の病癖の中には「早気」といった精神的なものから、後ろ狙いなど技術的なものもあります。今回はそういった射癖の内、左拳、右拳に注目して、病癖をまと…
間拍子とは、体配の動作で重視される内容であり、実行することで自然と体配の動作が整います。 だだ、全ての動作の間にただ「間」を入れれば良いかというとそうではありません。「間」が長いときと「間」が短いときとそれぞれあったら、…
残身や静止する動作の中で、「澄まし」という言葉で説明されることがあります。この言葉は残身の形の状態、または離れのときに使われます。より残身の内容の理解を深めるために、今回は「澄まし」の内容を解説していきます。  …
離れから残身に至り、2,3秒静止します。この間に心が動揺してしまうと射で行っている最中に無駄な動きが出てしまいます。ここでは、残身で心がぶれないようにするために、さらに細かい体の部位の動きや整え方を解説していきます。 &…
残心(身)は矢の離れた後の動作を言います。残身がキレイに整うためには、「会」「離れ」を適切に行われないけません。 そのため、適切な残身離れから残身にいくときの両拳の軌道はどう動いているのかを理解する必要があります。ここで…
残心は(残身)は矢の離れた後の姿勢であり、離れは射の総決算であるといわれています。矢束最大限に引き込み、離れに至らしめると、残身もしっかり適切な形に整います。 ここでは、教本の言葉を引用しながら、キレイな残身と、その形に…
離れは、ただ矢を離して中てただけでは、稽古をしている最中に型が崩れて悪くなってしまう可能性があります。ここでは、キレイな離れに必要な用語を理解し、内容を深めていきます。 3種類の中りを理解する 的中には、何も考えもなく…
矢束一杯に引き込み、充実した会を得ることがキレイな離れを導く条件です。離れ方をスムーズにするためには「会」でしっかり左右に伸び合うことが大切になります。 そして、次の離れにつながるためにはゆがけの指の位置関係が大切になり…
離れには、あらゆる教えがあります。「自然の離れ」「雨露りの離れ」「四部の離れ」これらは離れの理想を説いたもので、弓道を行う上で目指すべき離れの極限ともいえます。 その中の一つに「十文字の離れ」と呼ばれるものがあります。こ…
離れの運動は矢を真っ直ぐに狙い通りに飛ばすことが目的です。そのため、正確に矢を放つためには、その前の会の形が適切に収まっていなければいけません。 ここでは、キレイに離れを出すための会の条件を範士の言葉を引用して解説してい…