こんにちは、
皆様お久しぶりです。
今回は、打起こしについて
古文の内容を調べて、
その結果、適切な腕のあげ方を解説いたします。
正直うと、打起こしでやることは、
ほとんどないですね。
これだけで十分です
重要なのは、「角度」ではないんですね、
適切な角度は45どだの、30度だの
明日から、打起こしは、
「角度」ではなく、
「肩の位置」を気にしましょう。
◼️肩を後ろに引けば弓を打起こししやすい
一般的に、人間は、
耳、肩、腰、膝、うちくるぶしが横から見て一直線に揃うと、筋肉の負担なくかつ真っ直ぐな姿勢になると言われています。
この姿勢を取ると、肩の筋肉が緩むため、どの角度に打起こしをあげても楽になります。
よく、弓道関係者は、背中が丸くなりやすいです。足踏みで母趾球に体重を乗せたり、弓構えで腕を前に伸ばしすぎたりするからです。
すると、打起こしで目通りより上に上げるときつく感じます。そのため、肩を後ろに引き、肩の筋肉が力まないように弓を上に引き上げることが大切です。
◼️どの角度でも、肩が楽に上げられる打起が正しい打起こし
しかし、このようなことをお話すると、
人それぞれ骨格が違うから、打起こしの角度は多少ずれていい。
などとお話されて、やはり、「何度が正解」とお話されるのかもしれないですが、
その打起こしの角度って何度が正解ですか?この質問に答えられる人はほとんどいません。
私は「どの角度でも肩に力が入らない打起こし」が適切な挙げ方と考えます。
ある角度の打起であれば問題ないですが、違う角度になると、打起がしにくいとなれば、それは「適切な打起」をできてないと言えませんか?どの角度でも、腕に負担のない打起をできてこそが適切の打起を知っていると言えます。
本多流弓術書の射法輯要には、「起こり悪ければ終始に全部し難し」と記されています。つまり、大切なのは、角度ではなく、上げ方「起こり」です。
良い打起は45度にするのではなく、肩を後ろに引くだけで、誰でも体得しやすくなります。