弓道の視点から考える:写真撮影で顔が無意識に傾く理由

こんにちは、いつもありがとうございます

皆様は写真撮影の時に「顔が右に傾いてるから真っ直ぐにして」と言われたことありませんか?

弓道をしていると、姿勢真っすぐ正すことを意識します。ところが人間って無意識に体が傾いていることがあります。

このように、体が傾いてしまう理由について解説していきます。

疲れると右肩があがりやすい

体が疲れると、右肩があがりやすく、それが維持されます。

疲れてストレスを除去するためにストレス耐性のホルモンを作らないといけません。そのためには、体の右側にある肝臓からその材料
(これをコレステロールといいます)を作らないといけません。

あるいは、体を元の状態に戻すとき、古くなった細胞を新しく変えるために、タンパク質や酵素を作ります。これも肝臓の仕事です。

もし、仕事でストレスや睡眠不足が重なると、肝臓で作られるホルモンの材料や、必要なタンパク質が物理的に増えます。

従って肝臓が疲弊してしまい、肝臓周りの筋肉が縮みます。これによって右肩周辺の筋肉が上がるため、右肩が上がります。このように、右肩が上がると、首が右に傾きます。

右肩が力が入ったことで、右側の筋肉が緊張します。これによって頭部が右側に傾きます。他にも、首の筋肉量が少なくなっている、
骨盤が右に傾くなどで、頭部が左右に傾きます。

対策方法は、軽く顎を引き、首を左右に傾けること、体を左右に傾け体の側面を伸ばすようにすることです。首の筋肉は、「自分でオデコを押して、顎が上がるのを防ぐように顎を引き続ける」のが効率よく緩みます。

この運動を3回程度行い、首の筋肉を左右に緩めます。

次に、肝臓が疲弊しているか動画のチェックポイントはわき腹の筋肉が硬くなっているかです。ストレッチすると、わき腹が伸ばされている感覚が手に入ります。この部位をゆるめることで、肝臓の疲れが癒えます。

この運動は弓道含め、座禅を行う際にも行う体操です。弓矢を扱う前に、できるだけ自分の身体を緩めるようにします。座禅を行う前は、自分の体を揺らして、力が抜けて真っすぐに姿勢を正すように意識します。

そうして弓を引く前に不自然に出る「姿勢のズレ」を最小限に抑えます。

写真撮影で顔が傾くのは、ちょっとした姿勢のブレが起こっており、関係する筋肉を緩めると、真っすぐに戻せます。

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