「書籍の勉強」では、細部にこだわりたくさん矢数をかけることを意識する

弓を身体に負担なく、確実に技術を高めるために必要な条件としては、書籍と勉強法を実践できていることが挙げられます。つまり、関して理屈を持って弓の引き方をアプローチできる手段をたくさんもっている人ともいえます。

巨大な連盟や、大きな資格を持った人だけが「弓の適切な引き方」を知っているわけではありません。現在であれば、インターネットを活用すれば誰でも必要な知識をもつことができ、自分の稽古に活かすことができます。さらには、現在では、動画を使って、より確実に動きを身につけることが可能です。

 文章以外に、うまい人の弓の引き方を見て学ぶ
武道の世界では、「本当に技術を高めたいのであれば、お金を払ってでも良い指導者につきなさい」という言葉があります。なぜなら、良い指導者につくと、合理的で無駄のない動きが間近で見ることができ、あなたにとって必要な動きを想像ではなく、実際に目で見て体験できるからです。

ただ、多くの人の場合、この話は非現実的です。もし、地方の僻地で弓道を稽古している場合、良い指導者の元まで自ら出向いて動かなければいけません。そうした多大な費用と行動を繰り返すことで、ようやく自分自身で稽古レベルを高めることができます。しかし、動画があれば、射において理想の動きを何度でも無料で見ながら勉強することができます。

例えば、弓道の指導をしている人はノートを活用すると効果的です。ノートに「弓の引き方の理論」と「知識」などを積極的に書いていきます。こうした情報は教えるときに必ず重要です。そして、入手するのは努力が必要です。ただ、こうした内容を残して、自分の頭の中に積み上げていけば、かなり内容の濃い稽古ができます。

同じことは道場でもいえます。かつて、動画がない時代、弓道の実力を高めるためには、「優秀な指導者」につくことが必要不可欠でした。なぜなら、文章で学ぶより、「実際に見て学ぶ」方が圧倒的に理解が早く、自分の稽古に活かせるからです。しかし、インターネットが登場したことによって、この問題をクリアできます。

現在では、インターネット上であらゆる先生の弓の引き方を勉強できるようになっています。地方の先生がいない環境であっても、見て学べる環境がそろっている時代といえます。
 
 内容が揃った書籍、動画を何度も勉強する
それでは、実際に自分自身で書籍を勉強するためにはどうすればよいのでしょうか。そのためには、まず書籍を「内容のあるものだけ勉強する」と決めて稽古してください。

ここで、よくありがちなことが、形式的な内容にとらわれて、稽古をすることです。これは、絶対に止めてください。形をいくら学んだとしても、あなたの稽古にとっては意味がないからです。そうではなく、稽古した後に「この経験は役に立った」と思えるような稽古の仕方をします。

例えば、当サイト(理論弓道)では、昔の弓道の先生や書籍に基づいた弓の引き方の情報を提供しています。射の技術向上に重要な考え方や思考が全て公開されているため、それらを学ぶだけでも十分知識は学ぶことができます。

本を読んで勉強するとき、必ずあなたの考え方を変えなければいけません。そうして、学んだ知識から、「より打ち起こしを高く上げるには何の筋肉が重要か?」「引き分けで最大限まで弓が押せないのはなぜか?」といったことを他の先生の本を読んでは調べていくことを心がけていくのです。

これは動画や見取稽古でも同じです。ただただ人の弓の引き方を見て「あぁキレイだな」「落ち着いているな」と見た目をほめていてはダメなのです。「あの人のキレイな引き方はなぜキレイなのか?」「自分は今引き分けの手首の曲がりに悩んでいる、あの人のように手首が曲がらず引くためには?」という目線で見なければいけません。

これは勉強や仕事で問題点を改善するのと同じ感覚です。英語の場合、英語でうまく相手に内容を伝えられないとき、「主語」「動詞」という順番に添って単語を入れていけば、英文が完成します。仕事であれば、機械の動作不良の原因を改善し、部品を変えたりして、最終的に稼働するようにします。

同じように、弓の引き方において、現状で起こっている課題(力が入る、関節が痛い、不正が出ているなど)の原因を特定し、それの改善点を「書籍」から見出し、実践するのが稽古といえます。

こうした改善点を自分から見出すために、できるだけ本を勉強するときは、「細かく、細部にわたって読む」ことを意識しましょう。だらだらと文章を眺めると、いつの間にか訳が分からなくなってしまい、何を学んでいるのかわからなくなってしまいます。

人間が集中できる時間は短いです。文章を眺めていて、あなたがその内容に対してよほど興味がない限り、長時間も文章をを見続けることはできません。

そのため、文章であれば「ななめ読みしながら読み飛ばし、必要な箇所が出てきたら再び集中して読む」などを行い、できるだけ、自分のできる限りで注意を払い読みます。映像の場合であれば、何度も再生可能です。

そのため、やはり長時間、ダラダラと文章を見ることは勉強に適していません。自分が集中して見れる時間の限界は10分だと考えてください。たくさんの言葉だけを見るのではなく、なるべく一つの言葉を集中して、注意するように勉強します。内容を勉強するのに40分かかったのであれば、4等分して「10分間に学んだこと、稽古で実践できそうなことつ×4つ」といった具合に分けるのです。

これを行えば、稽古で意識できる内容の数が増えます。本を読んで勉強するときの条件としては、「内容のある知識を大量に持つ」ことが挙げられます。短く注意して読むことができれば、多くの内容を知識として取り入れることができます。それを一日にの中で意識して稽古しても、十分に満足できるはずです。そこで、できるだけこの数を増やすのです。

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