弓道の実力向上に必要なのは「段」ではなく「仲間」である

こんにちは、当サイトの記事を見ていただきありがとうございます。

本日は、毎月行っている稽古会の特徴について、もう少しだけ詳しく話していこうと思います。

これまで、多くの熱心ある弓道仲間と暑い弓道の話と有益ある情報を共有できました。弓道において必要なのは「段を取りに行こう」と思う気持ちではなく、「仲間」であることをご理解ください。

この思考が抜ければ、今後弓道の稽古はどんどん苦しくなり、目に見えて実力が下がっていくでしょう。

弓道の世界に限っていえば、

ストイックにあなたが頑張っても、誰も見ているわけでもないし、目に見えた結果(段・大会優勝)を手に入れたとしても、後で寂しくなりますよ」と伝えておきます。

必ず、あなたのことを精神レベルで理解できる「仲間」を探してください。

当弓道会は、既存の弓道の団体と違って、

「上下関係なんて必要ない」
「段の上下も関係ない」
「年齢差も関係ない」

といった雰囲気で、皆が同じ視点と聞く耳をもって、「弓道理論」「最近の弓道事情」「全ての弓道の悩みの解決法」を共有します。

そして、時々職業柄治療家、スポーツトレーナーの仕事もしてますので、健康関係の話もいたします笑。

このように、多くの人たちと有益な情報を廻せるのには理由があります。

弓道において「上下関係」は一番作ってはいけない

一つの団体を作るとき、前提として「上下関係」を作ってはいけないことが挙げられます。

私の元に来る弓道関係者の中には2年以上の付き合いの方がいます。しかし、そうした方が何段まで持っているのかこちらから聞いたことがないし、そのような話になったこともありません。

この理由として「段がいくつか」ということを質問すると高い確率で「上下関係」ができてしまうからです。

そして、私自身弓道の世界では段は全く必要のないどころかむしろ邪魔としか思ってないので、そのような話をいたしません。

(段の高い低いで偉そうな態度をとったり、 自慢げな表情を見ると、軽蔑する態度、人によって態度を変える人が嫌いだからです)

例えば、あなたが前で弓を引いている人で「離れがゆるんでいる」状態を見てしまったとします。その人が錬士、教士であったら、「〇〇さん、離れがゆるんでいますよ」と注意できるでしょうか。

おそらく、ほとんどの人が指摘できないはずです。

「私なんかの人が錬士、教士に口出しするなんておこがましい、恥ずかしい、恰好がつかない」などと言い訳してその人の悪い部分をいえないはずです。

違いは、「段が高い・低いか」の差なのに。もしくはSNS上の情報を見ると、「高段者の評価づけは禁止されている」などという人もいます。

たとえその人が離れがゆるみ、身体がしっかり使えていなかったとしてもです。

このように、団体や協会を作るときに、「段」や「資格」などによって、比較や差別化をしてしまうと、お互いに密なコミュニケーションをとることもできません。お互いに指摘しあうこともできません。

そのようにして、指摘、教育、指導の仕方、弓の引き方の中身まで形骸化されていき、やがて弓道を深く勉強できなくなります。

その結果、弓道で「充実した稽古」ができなくなります。

このように、「お互いに情報共有もできない」「情報の交換もできない」「理論、中身が形骸化」
してしまった状態で弓道を稽古していれば、「無意味に有限な時間」を結果的に費やしていることになります。

その結果、「高い段」をとっても「大会で高的中」を出しても、満足もできなければ、充実もしません。その結果、学習レベル、稽古レベル、実力ともに下がっていき、弓道の実力が減っていくのです。

(実際に、当サイトの稽古会で自らそのように名乗っている方が 来られたことが多数あります。

そのため、「段」「入賞」だけしても、弓道の実力は伸びないと強く認識してください。

必要なのは、仲間

それではあなたは弓道を通じて何を得なければいけないでしょうか。

それは、あなたのことを強く信じてくれる仲間」です。

段を取りに行ってはいけません。

大会で勝とうと躍起になってもいけません。

大切なものは、毎日の稽古で日々あなたのことを見てくれて、声をかけてくれて、ほめてくれて、情報を提供してくれる「仲間」です。

実際に、私は当サイト経由で仲良くなった人と毎回弓道の稽古を楽しく、熱く行っています。

これによって、30kg以上の弓が引けるどころか、どんどん古文書の内容も分かっていき、加えて150人以上の外国人体験者を教える経験までできました。おかげで毎日の弓道の稽古が大きな思い出となっています。

あなたが現状弓道の稽古で「なんかモヤモヤしている」「一人で練習していて正直寂しい」「何をやればいいのかわからない」と思っているのなら、当サイトの稽古会で熱心な仲間たちと一緒に弓を引きましょう。

絶対に後悔させません。弓の引き方以外にも、様々な人生経験を持った方がいますので、弓道の稽古以外にも仕事のヒントも見つかるでしょう。

そのような場として、弓道だけではなく、仕事も成功するための「キッカケの場」としていただければ幸いです。

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