自分の思い通りにいかなかったときに役立つ射の考え方:シンプルにとらえる

質問
<練習しても、なかなか自分の思う通りにいかないことが多いです。自分の射癖が直らないと悩んで、落ち込んでしまいます。
 
 射はシンプルに考えた方がスムーズに行く
なかなかうまくいかなくて難しく思うときがあります。

射癖にかかってしまったときがこれにあたります。なかなか直せなくて、どうしようか悩み、落ち込みます。しかし、そこで大きな誤解が生じます。それは、実際に難しいのではなく、「自分で難しく考えすぎている」 のです。

指導を受けるとき、間違いを指摘されるとき、多くの指導者はダメな部分だけをいいます。しかし、ダメな部分だけ話しただけであると、明確な筋道がわからず、何をやっていいのかわからなくなります。

すると、受け手はどうすればいいのかわからず、指摘されたことだけが頭に残ります。何か射を改善しようとしても、間違いを指摘されたことだけ頭に残るため、動きが固くなってしまうのです。

すると、一人で考え込んでしまい、難しく考えがちや、何をやればいいのかわからなくなってしまいます。こうした状況のとき、一人で考えてもなかなかうまくいきません。それがストレスとなりモヤモヤしてしまいます。
 
ただ、射は難しく考える必要はありません。むしろ、射は簡単に、シンプルにとらえた方がうまくいきます。

例えば、弓構えで二つのことを意識して手の内を整えたとします。

 A:「三指をそろえる」「指先はそろえないといけない」「天文筋にしっかり合わせる」「人差し指と親指の   間の皮を巻き込むように握る」など、いくつか意識して手の内を握るように握っています、二つ目は
 B:「何も考えない、指先の力を抜いて、弓を包み込むように」握る。
 
Aの方法で手の内をそろえると、見た目はキレイに見えます。しかし、いくつかリスクがあります。三指をそろえた手の内は指先がぴっちりつきすぎて、力がこもります。さらに、拳は握りすぎているため、左腕全体と左肩に力みが伝わる可能性があります。
このように、あらゆる知識を盛り込んで手の内を整えることはかえってリスクを背負うことを理解しなければいけません。
対して、Bの手の内を考えましょう。柔らかく包み込んでいるため、無駄な力がなくなります。
この状態で大三を取ります。そこでも、まったく力を入れていません。実際やるとわかりますが、指先、こぶしに力を抜いておいた方が大三でこぶしがよく動きます。さらに、考えすぎて動きがギクシャクしないため、こぶしがスムーズに動くのです。
イメージしていただけるとわかるのですが、
・頭でごちゃごちゃ考えて、手首や腕を無理やり動かそうとしている人
・何も考えないで手首や腕に変な意識を持たず、すっと動かしている人

どっちの方が、大三で腕や手首が動かしやすいと思いますか?

いろいろと迷いがあう人の方がうまくいかなさそうに思いませんか?一生懸命頑張ってるけど動きがぎこちなくなってしまいます。

対して、何も考えていない方が、手首や腕にはとらわれがありません。よって体がよく動きます。
変な意識をしていないため、自分の心も楽です。

シンプルにした方が心も体も楽です。そのため、シンプルにとらえましょう。軽く握ってすっと弓の中に入れちゃって、どんどん引き分けで押していけばよいのです。それだけです。

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