そもそも審査とはどういうものか?

武道には一級や初段という階級、段位があるように、弓道にも「段」という称号があります。

 

他の武道の段級審査は方式が違うと思いますが、ここでは弓道での段級審査のおおまかな内容を書いていきます。

 

審査の種類
審査には段級〜4段までの「地方審査」と五段の「連合審査」、六段〜8段と練士または教師「中央審査」があります。それぞれ主催する連盟の違います。

 

段は最大で十段、教師の免許は練士、教士、範士の三つがあります。範士や十段は試験があるわけではなく、推薦で決まります。

 

回数は地方審査が年にだいたい4回以上、中央審査は関東で年5回ほど、四国では年2回と場所によって回数が変わります。全国各地で毎年一定回数行われています。

 

審査では実技試験と学科試験があります。実技では入場から退場までの体配、作法を評価し、矢は人手(二本)引いてもらいます。二本の中での射形、的中などを審査します。

 

審査の形態
審査員は4、5人、中央審査だとさらに多く、その人たちで〇×を決めていただき、合否が決まります。

 

そして、もう一つは学科試験で決められた時間の中で教本の中にある八節の内容を説明させる問題や、作文などがあります。点数はおおよそ6割程度できていれば合格とされています

 

審査の基準、体配の見るところは県によって多少変わります。それは各連盟に所属し、稽古している最中に経験者から伝達講習会を通じて、作法の説明はされます。

 

そして、だいたい段をとるのにかかる日数は初、弐段は1〜1年半、参段は1〜2年、四段は1〜4年、くらいかかります。実力と運が備われば一発合格することもあります。
 
審査の合格率
合格率はだいたい初段で8,90パーセント、弐段で7、60%、参段で20〜10%、四段になると10%を切ります(県によって変わる可能性あり)。

 

段の世界で言うと、難しいと言われている領域は「六段」「教士」と言われています。このレベルになると、取るのに10年〜15年かかると言われています

 

教士の学科試験は単に書かれたことをまとめるだけではなく、弓道に対する自分の意見や考えも問われます。

 

私は昔いた連盟に教師八段の先生にいましたが、その人は八段をとるのに30年かかったと話していました。ここまでくると、受ける事以上に健康であることが大切になってきます。

 

膝を悪くしたり、がんをわずらったり、長く引くために体との戦いになってきます。このように段というのは十段まで分かれており、それを含めて、練士、範士などの別れ方もされています。

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