3通りの弓と体の収まり方から、適切な会の状態を理解する

引き分けで弓を押し開き、押し開いて、矢がほほにつき、胸に弦がついたときに、「会」という状態に入ります。

 

このときに、見た目にも出てきますが、引き分け〜会に至るとき、弓と体の収まり方は三パターンあります。尾州竹林ではこれを着身、着外、着界、という言葉で説明しています。

 

 着身、着外、着界
腰を入れて、胴を強くし、(1)縦の軸となる中央身と、(2)横軸の一方である左の肩から手の内までの部分、(3)右の肩から右肘までの部分が三者がが一体となって引き納めるようにします。

 

これを三身相引懸合の詰(さんしんあいびきかけあいのつめ)と言います。この心持ちで弦道は遠からず、やや近めに丸く引き分け、弓と体が自然的にピタリとはまることを着身と言います。

 

 
着外とは、弓と体が別々で、弓が体にはまっていない収まりを言います。着界とは、引き収めたときはいったん弓は体にはまるが、離れのときには弓が体からはずれるものを言います。

 

 

弓が体にはまるのも限度があり、一度ははまったものをさらに引きすぎれば、正直の身から離れていくことになり、離れのとき、ゆるみ離れとなります。

 

 

 3種類の矢束の教えと体の収まり方の関係
日置流の射法で矢束の教えで「引く矢束、引かぬ八束、ただ矢束」という三種類の矢束の説明がありました。

 

 

この三種類の矢束の説明は流派によって解釈が違いますが、尾州竹林では「引かぬ矢束」を理想としています。

 

 

なぜなら、引かぬ矢束とは引きすぎもせず、引きつまりもしない、各関節が詰まって過不足なく引き収めて、伸びたり縮んだりすることのない状態だからです。

 

 

この矢束の状態は尾州竹林の弓収まり方でいう「着身」と同じ状態です。

 

 

そして、引く矢束は矢束は一定せず、力任せに引けるだけ引く矢束をいい、ただ矢束は一定の矢束を引きこんでも気力が続かずすぐ弛んだり放れたりする矢束のことです。

 

 

この状態は尾州竹林でいう着外、着界の状態と同じです。いっぱい引いて体に入っても離れで弛んでしまうただ矢束は着界と同じで、力任せで引いていて収まっていない引く矢束は着外と同じです。

 

 

 

着身=引かぬ矢束(左で押し、右で開いているので個々の体に相応の矢束を引いている)

 

着界=ただ矢束(弓と体が離れているので、気力が続かない)

 

着外=引く矢束(右手で引っ張ってているので、離れで緩んでしまう可能性が高い)

 

 

このように、会には3通りの収まり方があります。その中で最も理想となるのは、着身であり、引かぬ矢束の状態です。

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