弓道家に、寂しがりやの人が多い理由

これまで全国の弓道関係者を指導してきて感じたことです。

「弓道には、寂しがりやの人が多い」

これが、あらゆる人に会って来て感じたことです。

現在、弓の引き方を解説していてわかってきたことが、「弓道の稽古が面白くない」「もっと弓道の内容を深く知りたい」ということでした。

私は古くの書籍含め、昔の弓道家とたくさん稽古してきたため、弓道に関する悩みは全て答えられます。そして、参加者が何年もかかって悩まれていた内容を一日で全て解決します。

そうして、弓道の悩みを解消するのは良いが、次にセミナー参加者に聞く悩み事が次のことです。

「悩み事は解決した、弓の引き方もこれで実力が伸びるとわかった」

「だけど、高橋さんの弓の引き方をやろうとすると、すぐに指導者に直されて、また引きにくい弓の引き方を教えてきます。」

「本当は高橋さんの理屈の方があっているのに、 周りの弓道関係者はそう引かないので、非常に困っています」

「何を勉強すればよいかわからない、教えてくれる先生がいないので、困っています」

いわゆる、既存の弓道の指導者のお話しされている内容と私が教えている内容が異なること。加えて、本当は古くの弓道理論の方が理にかなっているのだが、それを実際の稽古で生かせないこと本当は大きく弓を引きたいのに、周りの人たちの引き方が「形にとらわれた中身のない引き方」のため、どうしても、意見が食い違ってしまう。

したがって、「一人で稽古したり同じ考えを共有できる仲間が少ない」という悩みがあります。

このため、実は弓道は「一人ぼっちになっていて寂しがりや」が実は多かったりします。今後、弓道をする上でこの「寂しがりや」の数は増えていくかもしれません。

その理由について解説していきます。

理論的な内容を教えられるようにシステム化されていない

上記したように、弓道の世界では、本当の理論を学びたいのにそれを学べないでいて困っている人はいます。

理由は、現段階で弓道の世界が、「理論的な内容を教えられない」ように機能されていないことが挙げられます。

まず、現代弓道では「形式的な内容」を第一の考えに掲げ、それに基づいて射法八節と体配を行います。したがって、どのような人であっても「手の内では三指をそろえる」「打ち起こしの角度は45度にする」「引き分けは両こぶしをそろえて動かす」といった形式的な内容を指導に使います。

ただ、ここで問題が起こります。人の体は各人骨格や体格、経験が異なるために、弓の引き方を一つの型にはめこむのは不可能です。

具体的には、

・「三指をそろえる手の内」は身長の小さい女性は難しい

・引き分けで、「肘を張って」という教えは肩関節が前についた「前肩」の人には不都合であること

このような理由のために、連盟の考え方である「形式的な弓の引き方」の指導では、大半の弓道家が「骨格、体格に合わない」ために、弓が引けなくなります。

実際に、弓道の三段審査の合格率は関東で10パーセントを切ります。四段審査に関しては5パーセントであることもあります。西日本の京都では、四段審査の受信数自体が40人程度の場合もあります(関東地方の半分以下の人数です)。

このように、連盟の掲げる「正射必中」の概念に基づく「一つの型を目指す弓の引き方」では、実際に多くの人が悩むことが挙げられます。なぜなら、人の骨格は人の数だけ違いがあり、一つの型の通りにはめると、「余計な力み」「関節のかみ合わせが悪くなる」といった問題が起こるからです。

引き方が問題なくても技術を伸ばすための「書籍勉強」ができない

ただ、そうはいっても連盟の弓の引き方の通りに、行ってうまくいっている人がいるのも事実です。

ただ、驚くことに、四段以上を合格し、さらに称号者レベルの実力を持っている人であっても、「あとで実力が低下し、弓が引けなくなる人」もいるのも事実です。

野球、サッカーで強い実力を持っている人は経験が蓄積されているため、実力は落ちにくいはずなのに……不思議ですね。

このように、高い段を取得しても、弓の引き方に悩んでいる人が多い理由として、「教本で弓の引き方が適切に学べない」ことがあります。

例えば、あなたは教本1~3巻の内容を射法八節の内容を全て把握しているでしょうか(私は全て調べました)。または、そのように全ての内容を把握して指導していただける先生はいらっしゃるでしょうか。

不思議なことに教士、錬士レベルであっても教本の内容を知らないどころか読んだこともない人もいます。つまり、今の弓道の世界は「弓道の知識レベルが上げにくい」システムになっています。

このため、勉強不足のために起こった「射癖」「弓道の悩み」が解決できずにいます。

最低、教本1~3巻の内容を全て把握すれば、死ぬまで弓の引き方に悩むことがないのにかかわらず、深く勉強できないために、「弓の引き方を考える力」を養えません。

したがって「身体に合わない」ことを「本を読まないで」稽古しているため、身体にストレスがかかります。

この状態が続くと、やがて弓の引き方が悪くなっていき「自分は向いていないのでは」「もうだめかもしれない」と思うようになります。

相手に射型の指摘をされても、その指摘をどう自分の稽古に生かせば良いかがわからないので、やがて一人で稽古するようになります。その結果、「さみしい」「孤独」といった感情が沸きます。

このような理由により、弓道の世界では、私を含め「寂しがりや」が多いのが現実です。そのため、武道の中でもまれに見るくらい「悩み」が尽きない世界といえます。

悩んでいるならその悩んだ時間を僕らにたくしていただけませんか?

もし、あなたが現状の弓道の稽古で悩みや孤独感があれば、私たちにその時間を預けていただけませんか?

弓道の悩みや孤独感を払しょくさせたい方はこちら

僕らのところに飛び込んできてください笑。

これらの感情的な悩みを含め、「古くの弓」を読むことで全て解決します。

昔の本を読むことで、その人が抱えていた弓道の問題を一日で解決します。加えて当サイト主催の弓道会は、「努力家で、弓道の考えが奥深い人」が集まります。

そのため、稽古しながらお話しをし、加速度的に弓の引き方の知識量が増えます。

稽古会では、弓道を深く勉強している人が多く集まるため、弓の引き方を活発に、かつ明るい雰囲気で稽古会を行います。このような人と多く集まれば、あなたの弓の引き方は一気に良い方向に転換されます。

よく悩んだ分、これからは楽しい分弓道の稽古をしましょう。そのきっかけを私含め、熱心な仲間と作らせていただきます。

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