母指球重心が弓の引き方を駄目にした具体的な背景を解説

最近、踵に体重を乗せる重要性がよりわかってきたので、「歴史背景からわかる踵荷重」の重要性について解説していきます。

一か月続けるだけで、今よりも実力が伸びるのは間違いありません。「踵に体重を乗せる」ことは本当に大切です。

私自身、2月に足踏みの体重の置き方を
「踵」にした結果、今では、昔使うのを難儀していた
30kgの弓を楽に引けるようになりました。

踵に体重を乗せるように意識すると、
背筋が伸びやすくなって、肩甲骨と
股関節がより動くようになります。

これによって、上半身の姿勢から
腕の上げ下げまで楽になるのです。

これほどに、踵に体重を乗せることに
こだわるのには訳があります。

ちょっとこの内容については
今後の弓道の指導、稽古、将来にかかわる内容のため、
動画にしました。

ぜひご覧くください。

■母指球に体重を乗せる指導は戦後に替えられた指導である
結論からお話しすると、「母指球に体重乗せる」指導は
文献を調べたところ、間違えていたことがわかりました。

現在のつま先に体重をかける指導は、
戦後、GHQの影響で武道の指導内容が
変わり、その中で教わったものです。

これは武道の書籍の中でも特に武術の身体使いが
資料と事実に沿ってまとめられている
「有信館剣道(神道無念流)の歴史と文化」という書籍にありました。

その著書の中には、
武道における踵荷重の弊害を説いた記事がありました。

その内容は、踵荷重だと瞬発力が発生せず、
体重が前方に送るための力が働かないため、
つま先に体重をかける必要があると解説しています。

つま先に体重をかけると、ふくらはぎの筋肉が縮み、
この力によって体を前方に送りやすいと解説しています。

そのため、歩く際、立つ際に瞬発力を出すために、
「つま先に体重をかけるよう」と考えたようです。

ただ、文章を読むとわかるとおり、
体を前方に出しやすくするためであれば
つま先に体重をかける必要はありません。

むしろ、踵に体重を乗せた方が、
体全体を動かすのにも有効です。

加えて、剣道、柔道、合気道などのほぼ全ての武道関係者が
「踵に体重をかけた方が動き出しが楽で合理的」と説きます。

さらに、武道だけでなく他のスポーツの世界でも、
踵に体重を置く重要性を解説しています。

しかし、弓道だけは、GHQによる
欧米のスポーツ理論を取り入れた流れからできた
今日の弓道における姿勢の取り方を変えようとしません。

そのため、打ち起こしも高く上げられず、
引き分けもできなくなります。

ひどい場合には、離れがスムーズに出なくなり、
もたれ、から筈、ゆるみ離れなどの問題から
脱却できなくなります。

さらに、つま先に体重に置く姿勢を
一週間に二回程度一時間続けることで、
足裏のアーチ構造が崩れやすくなります。

これによって、身体バランスが崩れ、
怪我や転倒事故が増えた結果、
老化を早めるリスクが増えると解説した資料もあります。

このため、つま先に体重を置くことは
個人的にはオススメしません。

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