尾州竹林52:手の内取り懸け胴造
弓道の本質を理解するために 弓道を正しく学ぶためには、技術や形を追うのではなく、その根本となる理論を正しく理解することが不可欠です。 そのときに、尾州竹林二十五有の文章が役立ちます。 ここには、弓道の本質が細かく記されて…
弓道の本質を理解するために 弓道を正しく学ぶためには、技術や形を追うのではなく、その根本となる理論を正しく理解することが不可欠です。 そのときに、尾州竹林二十五有の文章が役立ちます。 ここには、弓道の本質が細かく記されて…
なぜ、5つも手の内、取り懸けがあるのかについて解説していきます。 良い姿勢になるほど、相応して取り懸けと手の内の状態が変わる という意味です。 一つの答えとなるような取り懸け、手の内はありませ…
今回は、尾州竹林弓術書にある「墨指」の内容について解説していきます。 目中に用いる墨指という心は、矢をはめて、弓と矢と拳と三つの中ほどに目あてをするなり 墨指と言うは、大工の業にたとえいかほどに長き木にても雨の端に墨を指…
次に、離れの文章に記載されている「未来身」について解説していきます。 では、原文を解説します。 この4つに未来身これあり、父母の収まり未来心とて、離れの前と離れの後との骨法をよくよく心に知ること肝要なり、口伝これあり。未…
今回は、尾州竹林弓術書に記載された足踏の内容を解説します。 ・蜘蛛の曲尺について ・扇の曲尺 ・闇夜の規矩について解説 まず、一つの体の使い方について覚えます。そしてそれら一つの動作に足踏の教えが全て詰まっていることを理…
目中に用いる日月身という心は我は大日如来と思うふべし 陰陽の中央は大日如来なり、弓のうらはずを陽とし本弭を陰とす即ち之を天地に表す弓射る時は陰陽の中に身を置くこ心なり故に我が身を大日如来と思う心なりすなわち陰陽の中央に立…