早く弓を引けるようにするための「離れ」練習法を公開

初心者の人が、弓道を体験する時、学生が弓道習いたてで早くうまくなりたい時、適切な練習法を覚えて実践することが大切です。そこで、その手法をいくつか紹介していきます。

今回は、「離れ」の練習法!まず弓道で矢を離す動作を「離れ」と名前がついていますね。その動作をスムーズに行うための練習法です。この練習法を繰り返すと、あなたは一週間で弓を引けるようになれると言っても過言ではありません。

その方法について解説していきます。

離れ練習法詳細:左右の拳の作り方

離れ練習法の詳細について解説していきます。最初に弓を用意します。次に、右手、左手を次のようにセットしてください。

右手

1、親指を弓と弦の間に通す

2、中指を親指の上に乗せる

3、小指と薬指を軽く握る

この三つを行ってください。次に左手

1、中指を親指で輪っかを作り、その間に弓を入れる

2、人差し指と親指の間を開けて、弓との間に軽く隙間を作る

3、小指、薬指は軽く握る

この三つを最初は行ってください。

 

離れ練習法詳細:右拳の動かし方を学ぶ

1、左腕を軽く伸ばしながら左手を斜め下に置く

2、右手を真っすぐに伸ばす

3、右手を外側に回しながら、右腕を引き抜くように弦を外す

次のような動作を何回も行ってください。

この練習法の狙いを言いますね。

みなさま、弓道を稽古していて一番悩むポイントはどこだと思います。それは、「離れ」。その離れがなぜ難しく思われているかわかりますか?

「離す方法」を教えられる人がいないからです。

今の弓道の世界は、離れ動作は、精神的な要素が多いため、なかなか一様に言葉で説明できない。だから、

「とにかく離れ」としか言われません。つまり、離れ方をスムーズにする練習方法がわかりません。だから、みなさんうまく離れが出せずに弓が引けなくなります。

そのように、離れの練習方について記述された本はあるのですが、戦前の文献で戦後の弓道の本ではその内容が書き換えられたり、編集で切り取られてしまいました。

なので、先生らは正確な知識を持ち合わせていないため、闇雲に「離して」としか言えないのです。実際、私の元にくる弓道関係者でも、離れをスムーズに行えず悩んでくる人はかなりいます。

じゃあ、それをサクッと覚えましょう。最初から、そうすればこのような悩みをもつことなく弓を引けます。

先生が教えてくれなければ、生徒が自分で学べばいい。ただそれだけです。

原理を言います。離れは「右手で引いたら外にくるん」と回す。横に引いて、クルンと回す。これで簡単に弦が外れて矢が飛んでくれます。

逆に、右手を内側に捻るようにクルンと回さないでくださいね。こうすると、弦がより捻られて取れなくなります。これだと弦が外れません。拳を離そうと思っても引っかかって外れなくなります。

しかも、右手を内側に捻ると、弦がより体の近くに寄ります。このまま離せば腕か自分の体に弦がかすります。実際、初心者の人が矢を放つと、弦で腕や胸、頬を打つ人がいます。

なので、外側にくるんです。外に回してクルンとすれば離れが出ます。こう覚えて弓を引き、矢を放ってください。

離れの練習の注意点:なんでやねんのツッコミのようになってはいけない

右腕を真っすぐに伸ばすようにしてください。右腕を開いてはいけません。

こう開くと放れる瞬間に弦が真っすぐに矢を押し出すことができず、前に行ってしまいます。矢が真っすぐ飛ばないので、あくまで右腕は真っすぐに伸ばしましょう。自分で矢の線と左拳、右手、右肘の4箇所が一直線に揃えます。

そして、離す時に右拳をこの線上を通るように離してください。

いわゆる漫才のツッコミのように「なんでやねん」の右手の使い方はダメです。

つまり、右手が外側に開くように動かしてはいけません。

矢が真っすぐに行きにくいです。だから、右腕を真っすぐに、スパッと放つようにしてください

注意点2:引きすぎなくてもいい

次に、軽く弓を引く時に、引きすぎないようにしてください。

この練習の大切なことは、右手と右肘を早くスムーズに出すこと。いわゆる右腕を早く動かす目的に行います。そこで、大きく引いてしまうと、大きく引いた結果で早く右腕を動かせているのか?自分の力で右腕を早く出せているかがわからないです。

そのため、「拳二個分程度」引けば大丈夫です。あとは、スムーズにスパッと引き抜くように右腕を動かしてください。

しつこく言いますが、完璧に行う必要は全くありません。軽く引き抜いて、コツコツ積み重ねる。これを毎日3分行うだけで実際の射場にたつ時に離れ動作がかなりしやすくなると考えてください。

勢いよく、かつ見なくてもできるくらいに

そして、この練習方法を行う時、目標は「勢いよく、見なくてもできるくらいに」を意識してください。

この練習法を行う時は、最初は「大きく、早く」が鉄則です。右腕も大きく引き抜いて(大きくひくではないですよ)、慣れてきたら意識的誰でもスムーズに離せるようになります。

大きく、早く行うためのコツは、両腕をできるだけリラックスさせること。力が入っていると、動きがぎこちなくなり、

そして、腕の力みを取るためのコツとしては、一つは「右拳」をしっかり作ることです。

特に、中指を親指の上に乗せる時に、指先に乗せないようにしてください。そうすると、指先に力がこもり、手首や肘にも力が入ってしまうため、腕に力が入ってしまいます。

あとは、やはり何回も繰り返して動き自体を体で記憶してしまうことです。弓の動きは何回も繰り返して覚えることで、よりスムーズに腕を動かせるようになります。腕を動かせば動かすほど腕がリラックスする。そのようにイメージして繰り返し動作を行うようにしてください。

では、次に、素引き練習法を行う際に、一つ注意していただきたいところがあります。「左肩」です。左肩に負担をかけないようにし、弓を引くことを意識してください。「左肩を下げれば、弓道は早く上達できる」から、具体的な身体の使い方について解説していきます。

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