教室終わりの3ヶ月の作法とゴム弓練がめちゃくちゃ面白くなる話

本記事の目的は、

弓道教室に入ると、弓を引けない期間が3−6ヶ月かかるので、その間モチベーションを保って弓を続けられるようにする

ことが目的です。

そのために、次のことを覚えてみましょう。

・大体弓道教室で残る人の割合を事前に把握しておく

・3−6ヶ月の基礎練が楽しくなる考え方を身につけておく

・自分でできることを先にどんどんやっていく

この三つを覚えておけば、あなたは3−6ヶ月で悩むことはありません。では、どうぞ、

■弓道教室、フォローアップで残る人の割合

大体教室で8割強、1年で9割五分以上の人がやめています。

私は全国に弓道関係者、仲間がいます。その中で弓道教室で一年間残る人が何人くらいいるのかを聞いています。

愛知県2名の証言:20人中残ったのが3人、別の地域では20人中5人

神奈川件1名:20人中2人

東京都4名:20人中6人、20人中3人、20人中0人、20人中3人

埼玉県1名:20人中4人

大阪1名:20人中2人

どこも残っている人はめちゃくちゃ少ないです。

まず、教室でゴム弓を使って約2ヶ月弓を持たずに「八節、歩きかた、などの作法」を習います。

そこからフォローアップのために連盟に入ります。約半年間、先生のいる時間帯にいつも時間を併せて、定期的に「作法、巻藁」がずーっと続きます。約半年、地域によっては一年続きます。

この間にみんなやめてしまいます。

理由は主なようなものがあります。

・いきなり持たせると危険

・作法をすることが修練であり、その地道な修練をして

ただ、このように連盟がいうのも仕方ないです。

なぜ、弓道連盟は初心者に持たせると危険に思うのか?

そうではなく、弓道連盟は自分たちが教わった弓道連盟型の引き方しか教えられないからです。

もし、初心者が弓を引こうとすると、弓道連盟からして「崩れた射型」に見えてしまいます。だから、矯正しようとします。

だから、肩矢腕を触って直そうとしますよね。

そうすると、初心者はその引き方が窮屈に感じて、肩や腕に力が入ります。その結果、

・何回の左腕に弦が当たって怪我をする

・うまく矢が離せず暴発する

・離れた瞬間左腕が真上に伸びて、矢が場外に飛んでしまう

ただ、このような発想事態、一つの引き方が答えと思っているから起こっている可能性が高いです。

古くの文献には、初心者の場合、弓道におけるある技を取得するために、「大きく引いて、両腕を大きく開いて、下に落とす引き方」を教えても良いです。

実際に、このやり方は弓道教本三巻でも最初に行うべき引き方と紹介しております。

教本三巻「祝部範士」会の大小深浅にて引用(P-151)

しかし、弓道連盟の場合、この引き方を「型が崩れた引き方」と捉えられます。

連盟では、離れの時に「左拳の高さが変わらない」ことが前提ですからです。

だから、初心者であっても、左手、左腕を固めようとします。

すると、左胸が前に出やすくなるため弦が腕に当たりやすくなります

離れで右手を不意に下に切るように離すと、矢は上に行きすぎてしまい、場外に飛びます。

だから、怪我をします。

しかし、こういう食い違いが起こっても仕方ないです。

弓道連盟の指導者はこの引き方しか教えられないからです。

だから、指導をするときは、やたら初心者の腕や肩を触ると思います。

そうして、最初に型を固めることが指導と思いこんでいるからです。

こういう触られ方をすると、余計に肩や腕を柔軟に弓を持ちながら動かせなくなります。だから、どんどん引けなくなります。

本当は、初心者って一番安全な引き方しかできません。8ー10kgしか引けないし、飛ばないためです。

しかし、左手の手の内を固め、左腕を動かさないように力ませられ、それを指導と言われてしまうと、どんどん腕や肩の力みがとれなくなり。

スムーズに矢が離せず暴発、怪我

となるのです。

これは、弓道連盟が自分たちの射の基本がそもそも基本ではないことを自覚しない限り、この問題は残ると思われます。

今は初心者であってもだいぶ自由に弓を引かせてくれる環境が出てきていますが、まだまだうまく指導できる人がいないのも事実です。

解決策は簡単

です。

次のように頭を切り替えてください。

弓道連盟で行う形式的な稽古に自分なりに合理的に良い理由を理解すれば良いのです。

3ー6ヶ月の稽古がかなり気持ち的に楽に行えるようになります。

では、

・形式的な稽古を行う具体的な意味をしっかり覚えておく

ようにしましょう。それは、

弓道で教える作法をやればやるほど、引き方がどんどん良くなる

と理解してください。

アーチェリーは弓の引き方をよくするために、引き方を研究しますよね。

しかし、弓道の場合は違います。

基礎で教える作法を繰り返すほど、引き方がうまくなる

と思ってください。

なんとなくの基礎ではなく、「ガチの基礎」です。

ここの3ヶ月の形式的な練習を繰り返し行うほどに、後の弓を引く動作がやりやすくなると理解してください。

具体例を挙げます。

古くの文献のお話をすると、

八節という一つの動作に100個以上の体を通して学ぶ教えがあります。

これを自分の体で体得するのが稽古です。

執り弓の姿勢というのがあります。

なぜ、執り弓の姿勢はこの構えになっているのか?

答えは、この状態が弓を持っている時に「自分の体が最も心が落ち着く状態」を感じ取れるからです。

まず、弓道の目標は、昔弓道連盟を立ち上げた第一人者、宇野要三郎先生は「射は自然の理を動作で表現すること」と解説しました。

宇野要三郎氏

そして、作法は、「その自然な動作、射をするための準備」の動作になります。

つまり、あの作法の形は、

次の八節動作の際に、より心が落ち着き、体が整った状態(自然な状態)にするためにあります。

では、そのために弓と矢を手の間に挟んで腰骨に置く必要があるのか?手の甲が大切です。

執り弓の姿勢のとき、手の甲を下に向けますよね。これは力を抜いた時に、弓と矢が手のひらを通して手の甲に重さがのる感覚を得やすくなります。

このように、手の甲に重さがかかると、両腕全体の力みが抜けて、姿勢が伸びます。呼吸もしやすくなります。

つまり、弓矢を使って、背筋の伸びと呼吸のしやすい姿勢を作ることができます。

そうすると、執り弓の姿勢を意識的にしたくなりませんか?

正しい執り弓姿勢を作れば、自分の筋肉と心が整うのだから、

どうして、手の甲に重さを乗せた状態で立ち、歩く必要があるのか?それを続けると、大三動作(弓を押し回す動作)がしやすくなるからです。

手の甲に弓を乗せたままにして、弓を軽く握って上に上げて弓を押し回してみてください。弓を左手で回しやすくなります。これは手の甲に圧力をかけると、手のひら側の筋肉が緩むからです。

つまり、あなたが執り弓の姿勢の構えをするほど

・両手の状態によって体の状態が観察できるようになる

・持ち方に慣れると、自然と弓矢を開く動作も上手くなっている

・執り弓姿勢に慣れると、後から覚える動作がやりやすくなっている

と思ってください。3ヶ月の体配の期間を行うことがだんだん肯定的に捉えられるようになってくると思います。

つまり、執り弓の姿勢がきちんと行えると、弓の引き方もうまくなるわけです。

つまり、3ヶ月間は、

正しい執り弓の姿勢を繰り返していくと、あとの八節動作がとんでもなくやりやすくなる。

弓道の面白いところは、弓の引き方と関係ないように見える動作を続けると、うまくなるスピードが速くなる。

ことを覚えておいてください。

この正しい執り弓の姿勢、歩き方、立ち方は、次の項目で詳しく紹介しております。

姿勢・呼吸・弓の引き方が同時にうまくなっていく作法の仕方

本当であれば、これは連盟の先生が教えなければいけませんが、これを説明できる先生はほぼいないので、

当サイトにて、その考え方を吸収していってください。

次に、早いところ射場に立って弓を引き、動揺せずに弓を引けるように

先にゴム弓を買って、引き方を覚えておく

ようにしてください。

ものはこれを買えば良いです。

大体次のような弓の引き方、動きになれば良いです。

この動きより、大まかな引き方の流れを書きます。

1、左右の足を均等に開く

2、背筋を伸ばす

3、弓と弦を持つ

詳細の持ち方:左手は軽く握る

右手:中指と親指で輪っかを作り、弦を持つ

後、人差し指は中指に揃えておきましょう。

4、顔を的方向に向ける

5、弓を上に持ち上げる

6,左手で弓を押す

7、右手で弦を引く

8、引ききった状態でじっと待つ

9,弦を離す

右手を外に回してください。

これで弦から外れます。

後は1−9までの動作を繰り返し行ってください

1人で100回繰り返した時には、

だいぶ、弓を開く動作に慣れが出てきます。

拳と腕の力みは取れていきます。

詳しく解説した動画はこちらになります。

注意点がいくつかあります。

1・離れが右手を回したら、弦が外れるということは絶対に覚えておきましょう

弓道教室の高段者でこのスムーズな離れ方を教えられる人が意外に少ないです。自分で覚えてスムーズに矢を離せるようにしましょう.

2.できるだけ右手で後ろに引きつけられるようにしておきましょう

実際の弓の場合、特に右手の動きが小さく成りがちです。ゴム弓の段階で、大きく弓を開けるようにして

3.やりずらい場合は、最初に左腕を少し伸ばしてから始めても大丈夫です。

1-9までの動作がやりずらい場合は、写真のように左腕を少し伸ばしてから行っても大丈夫です。

こうすれば、左肩、左腕がつっぱらずに弓を開くことができます。

4.雑にやる

最初は、形は気にせずに雑にやるようにしてください。

どうして、初心者の方がなかなか綺麗な射型が身につかないか?

「弓を引く動き自体に慣れてしない」からです。

まずは、完璧にやろうとせずに、腕を上方に上げて、回す動作自体に慣れましょう。そのあとに、「肩の線を揃える」「左手の形を意識する」ようにします。

大切なのは「考えるより、手を動かすをとにかく増やす」ことです。

5. 先生に「買わないで」と言われても、無視して買って置いてください。

今でも、連盟主催の教室で、初心者はゴム弓を買わないでくださいと指導する先生もいます。実際に、そのように指導を受けた初心者を何人も聞いております。

理由は、「危ないから」「型が崩れてもとに戻らなくなるから」だから出そうです。

その言葉を無視して買いましょう。

家でゴム弓を1人でやって、型が崩れてもとに戻らなくなってしまうことは99.9999%ありませんから。ゴム弓は市販で売られているフィットネス用品のゴムチューブと同じ素材です。

そんな強くない素材で、筋肉が固まって戻らなくなることなんてありません。

このように、連盟の先生の中には、根拠がないことをいう先生がいますので、気をつけてください。

ということで、まとめると

・ほとんどの人が弓道教室の段階でやめていると理解しましょう

・基本的なゴム弓をとりあえず、引いて離せるようにする

・自分で道具を買う

・弓を引く動作を1人で繰り返しやっておく

こうすれば、弓を継続して引けるようになります。ぜひ、続けていきましょう。

次に、最低限道具の使い方についても覚えていきましょう。

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