高校、大学生の方から実際に取り寄せられた「弓道の悩み事」

本記事は、「もっとうまくなりたい」と強く願う学生のために、少しでも力になれればと思い作成しました。全ての内容を実践し、弓道に勉学に、あそびにたくさんの経験をしてください。

弓道によって、学園生活を楽しむ

この記事を読まれている人は、いろんな人がいるかもしれません。すでに弓道を初めている人、初めて半年程度の人、すでに経験されている人、高校、大学……様々な人に共通する悩みが「今よりも弓道の技術を向上させたい」です。

的に中るようになりたい、腕に力んでしまい体がぶれてしまう。そのような悩みがあると思います。ただ、そのような悩み事は意外に簡単に解決できてしまいます。古くの本を読み、具体的な練習方法を理解し、練習内容を組み込んで、後は稽古あるのみです。これで

今回は、高校生、大学生がさらにレベルを高めるために必要な練習方法を解説していきます。

どん底を経験した学生時代

私は弓道部に入って、高校三年間弓道を行いました。入って射場に入るまで5か月かかりました。新入生の中でも遅い方でした。9月、10月と稽古して初めての試合で8本引いて2本当たりました。2本中ったときはとても気持ち良かったです。他にたくさん当たっている人はいましたが、特に興味もなく、それよりも2本中った方がうれしかったです。

しかし、そこから地獄が始まりました。射場に立って三か月後に「早気」になってしまったのです。早気にはなったものの、的中率は異様に高く、皆中も何回も繰り返しました。しかし、とうとう中らなくなってしまい、どん底を経験しました。

どのような直し方を行っても早気が治らない、的中も出ない、挙句に弓道の試合や審査がかさみ、学校の成績も大幅に落ちました。担任の先生には、「いつ部活をやめるんだ、もうやめないといい大学には入れないぞ」と言われました。

このときの私は思い出したくないほどに学校生活が楽しくなかったです。「ひとまず初段は取っておきたい、そうすれば部活をやめて勉強に集中しよう」と考えました。友達と遊んだり、彼女も作ったりして本当に青春がしたくてしたくてしょうがなかったです。休日の遊びは全て断って勉強と部活に専念しました。学校の成績は何とか向上し、全学年で実力テストで全体で4位をとるほどになりました。

しかし、審査は結局全滅しました。こうして私の高校三年間の弓道人生は終わりました。最後の最後には、「ようやったよな……自分……」と悟ったような気分になり、もう何もかもがどうでもよくなりました。

卒業式の最後のお別れでは、皆涙を流して後輩にメッセージを送っていました。私は、そのような話を聞いて、自分の部活の道を振り返りました。「本当につらいことばかりで思い出したくないことばかり、できることならこれから生きるまで思い出したくないな…」と思い、涙することはできませんでした。

うれしいことをしいてあげるなら、女の子に最後の写真撮影を求められたことでしょう。最後のお別れで、普段話さなかった女性の後輩二人に求められたことが今でも記憶に残っています。

しかし、この経験が後々になって役に立ったのかもしれません。私は大学でも昇段審査に落ちながら、指導者にダメ出しを受けながら、弓道を続けました。そして、いよいよ自分でも無理だなと思い、やめようとした瞬間に、古くの弓の引き方を実践する先生に会いました。たった半年で的中率だけでなく、射癖や射形、あらゆるものが改善されていったのです。

この経験を踏まえて、私は「理論弓道」を開設しました。開設当時は、「あなたみたいな人間が弓道を語るな」「低段者の癖に」という批判コメントが来ました。しかし、それ以上に大量の「感謝」のコメントもいただきました。中には、当サイトのおかげで、弓道をやめずに済んだ方もたくさんいました。

さらに、高校生、大学生からも多くの好評をいただき、講習会も開催しました。高校生は本当に賢く素直です。こちらが言った内容を即座に取り入れて、すぐに射癖を考えられます。そして、高校生大学生は、皆真剣に「弓道部」を活性化させるための方法を考えていました。

例えば、学生の方からいただいた悩みのコメントとして以下のようなものがあります。

「高橋さん、僕らの部活動では、人も少ないしやる気がない人が多いんです。こちらが何かやろうと提案しても、友達と話したりして真剣に取り組もうとしません。僕らとしても彼らを指導したいけど、どうしたらいいかわからないんです。どうしたらよいでしょう」

このように、練習内容や指導方法に悩まれる方は多くいます。現在、充実した弓道の指導を受けている学校は非常に少ないです。教員の中でも弓道部を経験されている方が少なく、顧問の先生が弓道未経験者であることも多いです。

そのため、多くの学生が弓道の指導を「先輩から受け継いだもの」をそのままお話しています。どうすればレベルが上がるのか、的中率が改善されるのか、そもそも「うまくなる練習法」とは何か、このような「きちんとした内容」がないのが弓道の世界です。

そこで、今回は高校生、大学生に向けて、「明日から使えて、実用的な指導法」や練習方法について解説していきます。これらの内容を理解することで、弓道の稽古含めて、部活動が充実します。ぜひ、ご活用ください。

 

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