免許がないと使えない弓、多彩な弦

免許がないと使えない弓

小笠原流の弓には、免許がないと取り扱えない特殊な弓があります。小笠原流最高の弓は家元より免状とともにもらえるもので、一張弓と言われています。

一般には全然関係ないので、その他の特殊な弓をここで紹介していきます。

免許付きの弓の特徴は藤というものが巻かれていて、その巻かれ方に違いがあります。このページでは写真を入れて、解説していきます。

重藤弓
小笠原流第二の面鏡の弓で一張弓につぐものです。将軍家だけに差し上げたもので、他の物には関係ありませんでした。

特徴
黒漆の弓に握り上に36箇所、握り下28箇所の藤がついています。

相位弓
小笠原流第三位の面鏡の弓で吹寄藤(ふきよせどう)とも言います。丸物(まるもの、堅木の板で約24センチに円形に切った的のこと)を射るときに使う弓で御所の鳴弦(めいげん)もこの弓です。

特徴
藤が握りの上に下から七、五、三、七とよせて22か所、握りの下に上から三、五、七とよせて十五か所の藤が巻かれています。

その他、修繕弓(第4位の許しの弓)、三品藤弓、太平弓、五色弓、騎射弓などがあります。

この弓と全然関係ありませんが、昔、神話に使われていた弓(天鹿児弓)というものもありました。弓はそれだけ使用目的や、考え方が多岐にわたっています。

多彩な弦がつかわれていた

弦は白弦(しらづる)、塗弦(ぬりづる)、関弦(せきづる)の三種があります。白木弓には白弦、塗弓には塗弦が使われていました。

弦の上下の輪のところを包んでいる素材を「つるさいで」といい、この色も用法も決まっていました。

青藤弓つるさいで→青地
黄藤弓”→赤地
赤藤弓”→末弭赤地、本弭浅黄
白藤弓”→赤藤弓と同じ
黒藤弓”→赤藤弓と同じ
三所藤弓”→浅黄

現在は塗弓にも白弦を用いていますが、騎射では古式を守って必ず塗弦を用いています。

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