射法・射技の基本は次の5つで、これらを射において一体化させて総合的に働かせる
〇弓の抵抗力
〇基本体型
〇呼吸
〇目づかい
〇心・気の働き
(入れられるなら、要約もいれる)
弓の抵抗力は直動力であって、直動力にならないように扱う。基本体型とは、縦横十文字の規矩と五重十文字を構成することである。呼吸とは、意識の発動によって身体の活動を促すときに生じる呼吸のことである。目づかいは、射における目つけのことを指し、目だけに心が集中しないように心がけます。心・気の働きは、以下に記載する。
心・気の働きは、身体の活動における心の働きを指し、安定に保つことで、正しく身体を活動でき、精神も充実する。
人間の心は、妄想、雑念、執着心などによって歪曲される。経験や知識のためにかえってゆがめられる場合が多い。また、目や耳からくる誘惑に心が動揺する。本人の意志の力と正しい信念に基づいて、誠をつくして、意志力実行力に徹して、心の安定と気力の充実をはかるように修練する必要がある。