五段:引く矢束引かぬ八束ただ矢束について説明しなさい

参考資料:弓道教本P119

 

模範解答例

引く矢束束とは、初心者が自分の矢束が一定せず、力まかせに引く矢束を言う。手先の技だけ教えてひきして放すのである。引かぬ矢束とは、自分の矢束が一定し、引きすぎもせず、引きつまりもしていない矢束である。気力の充実によって離れまで持ちこたえられ、縮むことなく、機熟し、自満の末に発するという。

ただ矢束というのは、矢束は引き込むが、ただ保持しているだけの状態にあるをいう。

昔の教歌に「引く矢束引かぬ矢束にただ矢束 放つ放れに放さるるかな」というのがある。以上のうち「引かぬ矢束」を修練しなければならない。早気やもたれにならないためにも、引かぬ矢束を体得し、伸合いに徹することが肝要である。

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