弓道を始めて感じたことを書きなさい

1、射法八節を列記し、簡単に説明しなさい。また弓道を初めて感じたことを書きなさい。

射法八節の載っているページ。
教本題一巻

弓道を始めて感じたこと。
率直に自分の意見を述べましょう。なんでもよいです。集中力を身に着けたかったら、「集中力を身に着けるために入部した。」あるいは礼儀を勉強したかったとかでも大丈夫です。

感じたことは人それぞれですが、流れとしては、初心者ながら感じたことは弓道は「~~が身につく武道だ」とか、「何何が大切な武道」と感じたという書き始めからいくと長く書けます。

<解答例>

射法八節とは「足踏み、胴づくり、弓構え、打ち起こし、引き分け、会、離れ、残心(身)」から成る。足踏みは自分の矢束程度の幅にし、的を見定めたまま足を踏み開く。胴づくりは足踏みを基礎として背筋を上方に伸ばし、重心が前後左右にずれないように上半身を整える動作である。

足踏みと胴づくりによって身体の軸ができ、弓構えで取り懸けをし、手の内を整え、物見で狙いを定める。打ち起こしは弓と矢の頭のやや上の高さまで矢を水平に保ちながら持ち上げる。引き分けは矢の三分の一ほど引き(大三)、左右のバランスを崩さないように左右対称に弓を引く。会は狙いが定まり、弓矢が伸び合った状態である。離れは矢を放った瞬間に身体の左右にバランスを崩さないようにして、身体の中筋から左右にに開くように伸ばす。残心(身)は射を終えても気を緩めず、左右対称に開いた姿勢を保つ。射法八節は、弓道の基本であり、八節に区分されているが、射の運行にあたってはこれらは終始関連して一環をなし、その間、分断することがあってはならないため一つ一つの行程を丁寧に行う事が重要である。

私が弓道部に入部した理由は弓を構えた美しい姿に憧れたからです。入ったらすぐに弓を引けるものと思っていましたが、最初は射法八節の一つ一つの動作をゴム弓で練習し、素引きなどの的前以外の練習をひたすら続けてきました。的前で引けるようになった当初は的中にこだわっていましたが、先輩に「射形がきちんとしていれば自然を中るようになる。」と言われ、改めて基本の大切さを感じました。今でも自分の射には課題はまだたくさんあります。先輩や先生に診てもらいながら本当の射を自然と身につけていけるように日々精進して稽古を励んでいきます。一本一本に心をこめて射の技術とともに精神面の向上もできるよう射っていきたいです。

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