日本で初めての射法解説書
現代の弓道の射法八節は戦後、日本武徳会で各流派の先生が議論しあい、決められた射法要則によって成り立っています。 しかし、戦後のように射法が決まっていない時代は、古代の弓道は射法はどのようなものだったのでしょうか。 その、…
現代の弓道の射法八節は戦後、日本武徳会で各流派の先生が議論しあい、決められた射法要則によって成り立っています。 しかし、戦後のように射法が決まっていない時代は、古代の弓道は射法はどのようなものだったのでしょうか。 その、…
現代弓道では、弓の引き方を射法八節で説明し、胴の立て方、弓の引き方までほぼ決まったやり方があります。 しかし、昔の弓の書籍を見ると、現代のように、弓を高く打ち上げて、肩の上に拳を持っていく射をしていたわけではなく。引き方…
徳川家康は歴史の教科書にも載っている有名な人物ですが、弓の愛好者としても有名な人です。 毎日弓を引くことを死ぬまで続け、射芸は優秀なものと言われていました。その徳川家康が、人間的にも優れた人物であった弓の話があります。 …
弓道の運動で使われる筋肉はどこが使われているのか?それを筋肉の電位を測定し、研究した報告があります。 これは、現代弓道講座に研究結果が載せてあり、日本体育協会スポーツ科学研究室により、実験が行われました。弓道に必要な筋力…
弓道を他のスポーツと比較して体格テストを行ったとき、全体的にみて、得られる運動効果は少なかったです。こう見ると、運動をして、体力アップしたいと思うのなら、弓道ではなく、バスケとかサッカーとかやったほうがいいかもしれません…
現代弓道は武道の要素と「スポーツ」というイメージがあります。高校、大学の弓道も武道というよりスポーツのイメージが強いです。 弓道は他の運動と同じように、身体的、精神的発達を助長し、健康の増進に役立てることを目標にしていま…
外国のアーチェリーや、他の海外の弓を見ると、どれも上下の長さが同じ弓ばかりで、日本の弓だけ、上だけが異常に長いです。 短い弓はいろんな理由があります。普段持ち運びやすいし、すぐに取り出せるし、狙ったところに飛びやすいです…
昔と今の弓道本を読んでいると、射法の説明の仕方から違っています。中には昔の弓道の歴史の話を書いてあるものもあり、内容を見ると、弓に対する考え方も変わってきています。 現代の弓道教本に乗っている射の目標、考え方は「自然体」…
「呪術としての弓」の鳴弦や破魔矢で弓が呪術として用いられた話はあったので、ここでは、もう少しこの話について具体的にしていきたいと思います。 「日本書紀」第一巻に天照大御神(あまてらすおおみかみ)が弟の素戔嗚尊(すさおのみ…
呪術としての弓 弓矢は武器の代表であったので、呪力を代表して、表現されていたことが多く、狩猟社会では、野外の動物か無事射取られることを祈って、壁画に描いた動物のハートに矢が命中している画が多かったそうです。 日本での弓矢…