稽古中につまづいたら、胴づくりから考え直そう
立つときの姿勢は弓を引く上で大切な要素です。なぜなら、胴づくりが崩れてしまうと、次の動作で姿勢の崩れが大きくなってくるからです。この崩れの影響によって、引き分けで射癖が生じます。 ただ、このような崩れは、「なぜ、起こるの…
立つときの姿勢は弓を引く上で大切な要素です。なぜなら、胴づくりが崩れてしまうと、次の動作で姿勢の崩れが大きくなってくるからです。この崩れの影響によって、引き分けで射癖が生じます。 ただ、このような崩れは、「なぜ、起こるの…
姿勢の整った胴づくりには4つの条件が存在します。これらを意識することで弓を引く上で必要な胴づくりを理解できます。 ここでは、射法書からまとめた、正確な胴づくりを整えるための4つの条件を解説していきます。 胴づくりの条件…
弓道教本一巻の文章では胴づくりを「脊柱、項を真っ直ぐに伸ばし」と説明されます。あなたは背中が「真っすぐ伸びている」ときの、筋肉の状態をご存じでしょうか?。 「伸ばし」という言葉は一見わかりやすい言葉のため、行射中に意識し…
胴づくりの説明では「縦線」という言葉が使われることがあります。縦線とは、足裏、腰、両肩、背骨といって体の各部位で説明している文章があります。 しかし、その肝心の縦線の整え方や内容の詳しい説明は少ないです。中の内容を適切に…
射を行う上で、どこにも凝りのない、どこにも力の抜けたところがなく、身心ともにゆったりとした姿勢を持つことは大切で、胴づくりはそういった形と心を身に着けるために行います。 しかし、凝りのない、力抜けのない、身心ともにゆった…
小笠原流の射法書に「小腹」の教えがあります。これらは、肛門に注目し、安定した胴を身に着けるための考え方を説明したものです。 お腹は自分の心の状態を確認するために重要な部位です。しかし、実際に弓を引く動作に活かすためには、…
小笠原流の射法書に「上重」の教えがあります。これらは、肛門に注目し、安定した胴を身に着けるための考え方を説明したものです。 肛門に注目することで、胴を安定する感覚を得ることはできます。しかし、実際に弓を引く動作に活かすた…
矢を真っ直ぐ放つためには、弓を的方向に強く押すことが大切です。弓を押すためには、左腕の力も大切になりますが、 一つの要素として足踏みもあります。 さらに具体的に話すと足踏みの角度です。足踏みの要素で足の位置以外に、足の角…
足踏みに当たって右爪先が、仮想線の前(的に正対して、その中心より右を前、左を後と、弓道では言われています。)に出ると矢は的の後ろに行き、後に引っ込むと矢は的の前に行く傾向があります。 矢束の準より広く踏むと矢は上り、狭く…
引き分け、離れを終えたら、最後に残身に入ります。残身は「射の総決算」ともいわれており、ここで気が抜けてしまうと、動作に締りがなくなってしまいます。 ここでは、残身でやることについて解説していきます。 残身やること ・離れ…