高橋大智です。よろしくお願いいたします。「大の字になれば、あなたは最強」。本日も、あなたの弓道が劇的に変わる視点をお届けしていきます。
この記事で解決すること
- 「60度に開こう」という意識が、なぜあなたの背中をカチカチに硬直させるのか?
- 解剖学・物理学の理に基づいた「背中の力みを一切生ませない足踏み」の手順。
- 明日から「強弓が楽に開ける!」という自信を持てる身体の土台作り。
弓道を始めて1年ほど経ち、形はできてきたけれど「どうしても力みが抜けない」「楽に開けるイメージが湧かない」と悩んでいる中級者の方は多いです。実は、その原因は引分けではなく、最初の一歩「足踏み」にあります。
1. 「60度に開く意識」が背中を殺す?
まず、最初にお伝えしたいことがあります。「足踏みを60度に開こう」という意識は、今すぐ捨ててください。
意外に思われるかもしれませんが、角度を意識した瞬間に、あなたの背中には高い確率で「力み」が入ります。そのまま胴造りに入ると、もうその背中の力は最後まで抜けません。弓道は横に開く動作ですが、背中の筋肉が縮んだら、物理的に身体はもう横に伸びることができないんです。
なぜそうなるのか。物理的に足を開こうとすると、無意識にお尻や背中に力が入ります。これは動作をやってみれば分かります。足を開き終えた段階で背中を触ってみてください。すでにカチカチになっていませんか?これでは、スタート地点ですでに「悪い方向」へ向かっているのと同じです。
弓道教本の2巻や3巻をよく見てください。高い技術を持つ先生方は、実は60度よりもかなり広く足を踏んでいます。私の推奨は「78度から82度」くらい。この広さの方が、解剖学的に背中の筋肉の力みが消えやすいからです。
2. どこを意識して開くべきか?(内ももと腰骨の理)
「じゃあ、どこを意識すればいいの?」と思いますよね。意識すべき場所は2箇所。「内もも」と「腰骨」です。足首や足先、膝下の意識は捨ててください。
① 足指を自由に(生理学的リラックス)
まず、足の指を親指から四本指までグーパーできるくらい柔らかくしておきます。よく「母指球に体重を乗せて」と言われますが、最初からそれをやると足首が固まります。母指球には「最後に自然に乗る」ように設計するのが正しい手順です。
② 腰骨の引き上げと「押し相撲」
次に、腰骨をグッと引き上げます。これ、やってみると分かりますが、腰骨が上がっていないと太ももの骨(大腿骨)が外に逃げてしまい、正しく力を伝えられません。腰骨を上げた状態で、内もも同士を横に押し相撲をするようにグーッと寄せ合います。
そして、その力を「フッ」と抜いてみてください。すると、身体が自然に足を開きたくなりますよね?このタイミングで開くのが、背中を殺さない足踏みです。
3. 身体全体が「伸ばされている感覚」を持てているか
なぜ多くの人が足踏みで力んでしまうのか。それは「構造としての伸び」が最初にないからです。これは筋肉の伸びや神経の伸びではなく、身体全体が物理的に伸ばされている感覚です。
この「グーッと伸ばされている感覚」がないまま足を開くと、たとえ50度だろうが60度だろうが、背中に力が入ります。逆にこの感覚を維持できていれば、面白いことができるようになります。
例えば、「左の背中だけ柔らかく、でも足踏みの角度は同じ」というような、高度な身体の使い分けも可能になるんです。これこそが、私が提唱する「射即立禅」の世界です。
🔳 クライアントへの具体的処方箋:Q&A
A:それは「足踏みの完了時点」ですでに背中がカチカチだからです。【具体的な処方箋】
- まずは「78度〜82度」で踏んでみる: 角度を広げるだけで、背中の緊張が物理的に解除されるポイントが見つかります。
- 「内ももの反動」で開く: 力で足を開くのではなく、内ももを一度寄せて「フッ」と抜いた反動で足が勝手に開く感覚を掴んでください。
- 前かがみの罠に注意: 背中の力が抜けていないと、無理やり前かがみを作ってしまい、余計に上半身が力みます。まず「背中をフッと抜く」ことが先決です。
足踏みという基礎を見直すだけで、弓は驚くほど楽に、スパスパと開けるようになります。「自分もちゃんと弓を引けているんだ」という自信を、ぜひ体感していただきたいです。
さらに詳しく、足踏みの角度や「ひかがみ」の使い方まで網羅した「足踏みレポート(足踏みブック)」を現在配布しています。公式LINEやメルマガにご登録いただければ、このレポートだけでなく、取り掛けや引分けのコツをまとめた限定パワーポイント資料や未公開動画もすべてご覧いただけます。
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ありがとうございました。





