趣味として始めるに「弓道」を行うべき理由

今、あなたは仕事以外に何かやっていますか?

・仕事以外に何か打ち込めるものを持ちたい。
・今、習い事をやっているが、もう一つか二つ新しいことをやってみたい
・社会人なので、時間が少なくても楽しめるものをやりたい。
・定年を迎え、年齢に左右されない何か新しいことをやりたい。

そう思う人はたくさんいると思います。

そんなあなたには「弓道」をお勧めします。

弓道は、誰でも始められて、かつすぐに取りかかれる趣味といえます。そして、歴史が長く奥が深い要素を持ち合わせている習い事です。これから突き詰めたい人、深く勉強したい人にオススメの趣味です。

弓道の特徴を少しだけここで解説していきます。

敵は相手ではなく自分

あなたが電車を乗っていると、電車の扉付近に細長い棒状の者を持っている人を見かけたことはありませんか?それは高い確率で「和弓」です。弓道を始めると、道場まで行くときに弓を持ち歩いて行動する人が多いです。

弓道の特徴として、柔道や剣道のように敵がいないことです。あえていうなら、「敵は自分」になります。

例えば、あなたは旅館やゲームで「吹き矢」をやったことはあるでしょうか。あるいは、「射撃」をしたことはあるでしょうか?これらは、何か的があり、それにめがけて球や飛ばすものを当てるゲームです。そのため、できるだけねらい目がぶれないように、かつ正確に球を飛ばす必要があります。

このような「吹き矢」「射撃」をさらにスケールを大きくしたものが弓道といえるでしょう。

なぜなら、吹き矢、射撃は銃を扱い際に「眼」と「腕」しか使いません。より正確に狙いたい場合、身体全体に気を遣うことがあるかもしれませんが、基本的には「ねらい目を正確に目で見て合わせる」ことができれば、的は真っすぐ飛ぶようにできています。

しかし、弓道の場合は、体全体を使って弓を引き、さらに的にめがけて矢を放つ必要があります。このときは、「眼」「腕」以外に、体全体がねらい目全体にかかわります。

例えば、ねらい目がきちんと的方向に合わせて矢を放ったとします。このときに、左肩関節が上に浮き上がっていると、矢は上や下に飛んでしまいます。つまり、肩から下の胸、骨盤、脚といった関節に変に歪んでいると、弓を押し開くときに「力み」が生じてしまいます。すると、矢を狙った方向に飛ばすことができず、はずすことになります。

つまり、「腕、肩、胸、腰といった関節を適切な位置に整えて、弓を正確に引く」ことを求められます。このときに、「正確に弓を引こう」と取り組む努力を「敵は自分」と表現されることがあります。

弓は武道の中で一番歴史の古く、歴史をたどると、中国、モンゴル、いろんな各国で弓を引く文化が存在しています。アメリカで行われている「洋弓(アーチェリー)」も、弓を引き、矢を放つスポーツです。日本の弓はアーチェリーと異なり、上部が長い和弓と言われています。

弓道の特徴を解説する

そして、弓道を行いたいと思っているのであれば、弓道を始めやすい理由を解説しておきます。

怪我のリスクが少ない

柔道の場合、脚を払われたり、受け身を間違えた場合に、脚や肩を怪我をします。剣道の場合も同様に、激しく動き回るために膝を痛めるリスクがあります。

しかし、弓道の場合はそのようなリスクがありません。弓の引き方が間違えたときに肩関節に痛みが来ることがあるかもしれません。しかし、基本的には、はじめのころは軽い弓を使用するために、体に大きく負荷がかかることがありません。そのため、大きな怪我をして入院をするリスクはほとんどないと考えられます。

スポーツ下手でもできる

弓道で求められるものは弓を引くための筋力です。しかし、軽い弓を用いれば、筋力が弱い方でも矢を放ち、的を射貫くことができます。だんだん弓の引き方がわかってきたら、弓の強さを調節できます。

そのため、運動神経がにぶくても十分にできます。高負荷なトレーニングでもなく、激しい有酸素運動でもないため、「スポーツ下手」の人でも十分に上達できます。

そのため、高齢者でも初めてうまくなれる武道です。定年を迎えて弓道を初めて、70歳でも大会で活躍されている方もいるほどです。何か趣味を持ちたい、極めたいと思ったら、弓道はおすすめの武道であるといえます。

さらに、弓道のことについて知りたい場合は、「今の弓道の現状とメリット」をきちんと調べておくのをお勧めします。

弓道に興味を持っている方

ここまで記事を読んでみて、「弓道を体験してみたい」と思う方もいるでしょう。弓道は社会人の方や年配者の方でも始められる方が多いため、習い事、趣味にはもってこいの武道といえます。

なお、当サイト主催の弓道会では多くの経験と実績を持った弓道家を読んで稽古会を行います。「段」といった実績だけではなく、全国300~400人程度の弓道関係者の指導実績があります。高校生から経験者、日本語のわからない外国人であっても、その場で大きく弓を引いて、射場に立って弓を引くことができています。このサイトで「弓道を学びたい」と思っているあなたも「その場で立って弓道の体験をする」ことも十分に可能です。

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