射、体配を円滑に行うための重心の位置を理解する

胴づくりでは、上半身の重みを適切に落とすために「重心の位置」が大切になってきます。重心の適切な位置がわかれば、上半身の重みが下半身がしっかり乗り、胴が崩れにくくなります。また、体配や作法を行う上でキレイな姿勢を身につけることができます。

 

ここでは、胴づくりの姿勢を適切に整えるための重心の位置について解説していきます。
 
 上半身の適切な重心の位置を理解する
上半身の重心がしっかり定まれば、胴が動揺することが少なくなります。そこで、両足のかかととつま先に注目します。

 

左右のかかととつま先を結んで二本の対角線を仮想で引いてみましょう。そして、二本の線でちょうど交わる部分があります。この対角線の交点に上半身の重心が乗れば、もっとも姿勢が安定します。

 

範士の先生の重心の位置の説明を見ると、胴づくりの重みが乗る場所がさらに正確に理解できます。

 

胴づくりをしたとき、重心の位置は、左右の拇指のつま先とその反対側の踵とを結んだ線の交差点上に落ちるのが良く、会、離れの際に前後に移動しないことが肝要である。〜神永範士〜
 

上体の重心は左右の足の中心に左爪先と右踵、右爪先と左踵を各々結ぶ二線の交差点を通る垂直線上にあらしめ、上体のが不退、不屈、不反、不懸、中央に脊柱を伸ばして立つことが必要である。〜富田範士〜

 
全身を曲げないでそのまま前方に少し傾かせるのである。この際重心線は地紙の中央よりやや前方に落ちるようになるので、これが射を行うもっとも合理的な姿勢である。〜宇野範士〜

 


ある重心の位置を研究した分析実験がありましたが、当時の実験装置では、この重心の位置を正確に測定することができませんでした。ただ、実際の射を行うと、この胴の崩れが顕著に表れることがあります。

 

やみくもに弓を引いている人は、会に入ったときに、おなか周りが動いたり前後に動きます。これは重心が適切な位置からはずれていることを表します。これらの失をなるべく抑えて射を行うことが重要になってきます。

 

胴づくりで重心の位置が正確にわかれば、上体が下体にしっかりのった姿勢を作ることができます。そして、適切な重心の位置は左右の拇指のつま先とその反対側の踵を結んだ線の交差点上になります。

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