第4,5条、引きようの事

第四条引きようの事
五つあり、矢を引く、弓を引く、差別のこと

「引きよう」とは、打ち起こしてより身に引きつけるのに五つの引き様があるという意味です。師伝によれば、

 

@的の上につけて引きおろす、A的の下から上に引き上げ、B前から後に引きつけ、C後につけて前に寄せる、D前上より後下へ引きつけるの五様の引き方です。

 

最後のDの引き方を中を引くといわれており、最上としています。目通り四寸(約12センチ)沖を引くのです。

 

古伝の解釈としては@頭の上にかぶるように引くA遠く外に回して引くB引き始めに下げて、後に平らに引く、C身に近く引きつけて引く、D中を引くとて徐々に近づけつつ、引き分けてくる、この五つの引き方を挙げています。

 

「矢を引く、弓を引く、差別のこと」とは押してを的につけて、勝手のみに引くのを矢を引くといい、押手にて、すなわち弓にて矢を摺る気持ちで押手張りに、左右に引き分けるように引くのを弓を引くといって、後者の引き方が理想です。

 

・第五条矢束のこと
神代の準、大きり三分の一

 

古伝によれば、矢束の「束」とは神代の項に「束、一束を知らずんば有るべからず」とあり、一握りを「束」と言います。一束を二寸五分(約7、6cm)としました。

 

矢束は三度に引き込むを定法とし、弓構えで矢束を三つに分け、その一部を押してに、三分の二までに、残りのうち三分の一つを左右に引き分けます。

 

「三分の二」の位置より、詰め合いまでに残りを左右に引き分けて都合三度、押手に二、勝手に(右手)一の割合で引くべきです。

 

これにより、吉見順正の射法訓にも載っている「弓手三分の二弓を押し、妻手三分の一弦を引き」と同じ内容になります。

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