射場に入るときの気分まとめB

小笠原流歩射の説明では、射の説明だけではなく、普段からの稽古の心構えについても詳しく説明されています。

 

ここでは、その一部を紹介していきます。頭に入れて、心がけることで、稽古の上達のキッカケになります。

 

・病気、我流の囚われをなくし、常に稽古のつもりで引く
稽古には、三つ病気があり、その気持ちをなくすことが大切です。この三つを「三病」といい、「好きではないこと」「第二が早癖(早気、弓道の病癖の一つ)であること」「吉と思うこと(自惚)」の三つを指します。

 

他、昔から「天狗は芸の行き止まり」といわれ、ひとつの直らない心の病気でもあります。そのため、いい加減な修行で天狗になり、師の教えをないがしろにして、我流の出すことのないようにすべきです。これを「師に離れぬ」と言われています。

そして、稽古では、「大切な晴れの場所のつもりで毎日平生で稽古をする心構え」が必要です。この意識により、大切な晴れの場所でも、稽古のときと同じ心持ちで引くことができます。これを「稽古を晴とし、晴を稽古とすること」といい大切な場所で上がったりしないようにするための心構えです。


・初心者は一つずつ、師の教えに従い、小さい油断に潜む危険を
初心者はまだ、稽古、弓道の持つ世界がわからないので、我流やテクニックに頼ると上達を止める可能性があります。

そのため、初心者は「上手な真似をするのをやめ、地道な稽古を第一」にすることが大切です。これを、毎日重利ずつ行けば三年の間に万里の道にたどりつくことができることに例え「万里一足より起こると言われています。

 

地道な稽古には、まずテクニックや我流に囚われるのをやめて、初心者は師の教えだけを守ることが大切です。そして、地道な稽古を続けていったら、どんな人でも何かしら弓術の噂をする人がいれば、これについて博く聞き、自分で考え、修行せよというのです。

 

これを梅棟劣楠、高山推車(こうざんにくるまをおす)、道を問ふ」と言います。

このように、師の教えを守りながら、人の言う弓術に耳を傾けるのは、弓道は的中や少し上達すると、我流が出てきて、ほんの少しの油断が上達したことができなくなり、実力が初心者と同じになることがあります。

 

これを千丈の堤も蟻の穴から破れるということわざにより、「大堤小蟻と言われています。

・小笠原流礼射に心構えには載っていないが、射において大切な心構え
@〜Bの気分の内容をまとめると、弓を志すものは、
日常精神を正しくする。
常に心の練磨をする。
体を大切ににする。
常に弓を忘れない。
長い年月をかけて一日一日修行を心がける。

 

とまとめられます。

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