弓が上達するとは具体的にどういうことか

、弓の達人、稽古して射が成長している要素としてあげられるのが、「的中率」や「段」が上げられますが、弓が成長している証は他にもあります。

 

強い弓が引ける「体の使い方の良さ」
体の使い方からくる「矢勢(矢のスピード、勢い)の良さ」
どこにも力の滞りなく、離れまで行き着いたかの「矢色(離れた後の矢の揺れ具合)」
教本の抽象的な文章の意味がわかるかの「理解度」

弓を引くとき、打ち起こしの上げ方や、大三、引き分けで押していく方法を弓術書や教本で勉強し、力のかけ方、筋肉の使い方が理解できてくると、強い弓(24kgや30kgの弓)を引ける体になります。

強い弓が引けるようになると、胴づくりのときの背中の筋肉の使い方、足の使い方、弓構えのときの両腕の力の抜き方など、力の入れ方が変わってきます。

そして、大三、引き分けでの力の詰まりをなくす骨の納め方、会の安定、鋭い離れ、大きく胸から開いた離れができるようになり、大きく伸び合う、張り合うといった抽象度の高い説明がわかってきます。

さらに、合理的な射法、押し方が決まっていると、毎回押し方が同じなので、的中が調子によって変わることがありません。毎回同じ程度の的中が出て、今日100%の辺りで、明日は全く中らないなんて調子中りがありません。

そして、合理的な力の方向、押し方が変わると、キロ数関係なく、引き分けでしっかり肘が入り、鋭く離れられるので、矢勢が良くなります。

そして、矢勢が良いために、一本目は矢の刺さり方が真っ直ぐなのに、二本目は緩んだために矢の刺さり方が下に向いているなどの「矢色」がなく、矢のささり方もみんなしっかりしてきます。


そして、合理的に弓の引き方が変わってきて、稽古数が増えると、教本の内容や、弓道教本の言っている内容が自分の経験から少しづつわかってきます。

弓道を始め、武道の本には抽象度の高い内容が多いです。弓道もそうで、理解しにくい内容が多く、合理的に説明できる人は少ないです。

しかし、読んでいる書物の数が多く、多様であれば、その内容がリンクするようになり、教本の内容が理解できてきます。

私も学生時代、からずっと弓を引いてきましたが、このHPを立ち上げるまえはなんで足踏みの角度が60°がいいのかなんてわかるわけもありませんでした。教本第二、三巻も持っていますが載っている内容はほとんどわかりませんでした。

しかし、今、いろんな弓術書を読み、研究し、実践してきたことで、自分なりに教本の言ってる内容や言葉をHPで説明できるようになったり、24kgの弓を引くこともできるようになり、的中率も格段に上がりました。

弓の上達の方法は多様で終わりはありません。各流派の研究はその上達に必要な稽古であるといえるでしょう。

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