残身について述べなさい

八、残心(残身)について述べなさい

参考

教本第一巻120,121,122ページ

教本第二巻163、166,167ページ

・ポイント

以下の内容をまとめれば、残身の説明は十分な内容となります。

残身とは、何ということを書く。

会→残身となり、会が整えば残身も自然と整う

残身は射の全体の結果を表す。

残身と残心の説明

<解答例>

射の良否が表れ、判断できる行射の結果が残心(残身)である。

射法八節に則り、土台基礎となる足踏み、胴づくりを基に弓を引き分けて会に至る。会において詰め合いが正しく行われ、足底、腰、肩が上から見て一枚に重なる三重十文字と、身体の縦軸と横軸が不動の十文字となる縦横十文字が構成される。

詰め合いに続き、気力の充実を図り、自己の意志力を練る伸び合いが行われる。これら詰め合い伸び合いをもって一本の矢に誠を尽くし育て、やがて気合いの発動により離れがおとずれる。離れてもなお気合いは続き、視線は矢の着点に注ぎ、その射の良否を反省する。この瞬間を残心(残身)と呼ぶ。形においては「残心」、身体においては「残身」と表す。

詰め合い、伸び合いを正しく、会が充実すれば、離れも立派になり、結果的に残心(残身)も立派となる。射の良否、中り外れにかかわらず表情を変えることなく、しっかりと残心(身)の間合いを取り、弓を執り弓の姿勢に戻るように肘をたたむ。さらにゆっくりと脇正面に顔を戻し、足を閉じる。足を閉じ、次の動作に入るまでが残心(身)であることを心に銘じ、適切な間合いや気息、目遣いを心がける。、残身は射の結果、総まとめである。これらは射法八節の最後の状態のみを指すものではない。弓道における総ての動作には、残心(身)が伴うと心に銘じながら行う事が肝要である。すなわちこれを生気体と呼び、形だけに囚われた動作とならぬような心がけや修練が大切である。

 

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