左手、右手から起こる射癖を理解する

稽古をしていると、たいていその人によって悪い癖があらゆる箇所から出てきます。弓の病癖の中には「早気」といった精神的なものから、後ろ狙いなど技術的なものもあります。今回はそういった射癖の内、左拳、右拳に注目して、病癖をまとめました。

 

内容を理解することで、自分の射の悪い部分を理解でき、解決に取り組めます。

 

 左手の七癖

以下に左手の七癖をまとめます。

 

 張(はる)   押し手が勝っ手より先にすわるので、押してが無性につっぱる。

 挑(かかぐ)  手首が浮き上がって、虎口に隙間ができる。

 卓(たかし)  打ち起こしのとき、左手から先に上げるために、押し手が高くつき、手の内に力が入ってしまう。

 ?(よわし)    押し手が弱く、片放れになる。左方が下がらず、手先ばかりで取り扱うと弱くなる。

 老(つかる)   押してが弱く、押す心が少しも働かない。

 彎(かがむ)  左肩の詰めが弱く、抜けてしまう。そのため体が前に屈み後拳との釣り合いが合わなくなる。

 剰(あまる)   矢が引きたらないから、押し手が突っ張ってしまう。このとき、右拳の納まりも悪いので、胸に圧迫感、

                      詰まる感じがある。

 

  右手の五癖

以下に右手の五癖についてまとめます。

 

 突(つく)   人差し指、中指に力が入りすぎて?でしがむように引いてしまうので、離れで?が突っ放す離れになってし            

          まう。

 副(せまる) 左手が突っ張って、むやみに弦ばかり引いてしまうため、物見で矢がせり出してしまう。これにより、矢を引            

          ききった状態になってしまい、伸び合いなく、矢勢が弱くなる。

 (しほる)   右の肘先が肩につきすぎて、押し手がきかなくなる。

 (みだる)   精神の信念が乏しく、ただ単に弓をとって矢を放つことしかしない。

 吐(はく)    体つきがゆるんでいて、左右の手が緊張せず、ただ、力に任せて引きこむので、離れでわざと勝手で吐き

          出すように放してしまう。

 

以下の内容を理解し、左手、右手の射癖を理解し、稽古で改善することができます。

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