「間拍子」で作法や動作をキレイにしよう

間拍子とは、体配の動作で重視される内容であり、実行することで自然と体配の動作が整います。

 

だだ、全ての動作の間にただ「間」を入れれば良いかというとそうではありません。「間」が長いときと「間」が短いときとそれぞれあったら、間延びするときとそうでないときが出てきて、やっぱり動作がキレイに見えません。

 

このような、動作と動作の間隔と間隔を開ける間のことを弓道界の言葉で「間拍子」という言葉があります。ここでは、体配、八節の動作で活用できる「間拍子」について詳しく解説していきます。

 

 間拍子を呼吸で整える

間がないと、その動作が意識してやっていないと思われ、かと言って、動作動作一つ一つで間の間隔がずれていたら、動作の正確さが欠けてしまいます。

 

その中で、間拍子の整え、実行する方法として「呼吸すること」が挙げられます。動作とともに呼吸を合わせて一動作一呼吸を実行します。

弓射の息合いは原則として一呼吸一動作であるべきであるが、殊更これに拘泥しない方が良い〜千葉範士〜

 

動作をするときに、吸う息で進み、止まったときに吐く、この「吸って進んで、吐いて止まって」の動作を体配と八節で行います。すると、呼吸の間で動作と動作に「間」ができます。吸う、吐く量によって、「間隔」が一定に保たれます。呼吸に合わせて動作を行うことは「間拍子」を整えるのに必要な動作であるといえます。

 

 間拍子の具体例

例えば、間拍子を体配で実践してみましょう。例えば、入場するときの礼の動作でも、呼吸に合わせて行うことができます。ここでは大前で大きく礼の動作を行う場合を考えます。

 

射場に進んで、静止したら息を吸って腰を折るように頭を下げます。そして、頭を45度の角度まで下げたら少し静止し、息を吐きます。そして吸う息によって頭を上げていきます。これを「三息の礼」と呼びます。

 

これらは二番目以降の「揖」によって入る場合はスピードが変わります。テンポが短くなるため「間」は伸びない方が適しています。そうした場合も軽く頭を上げ下げする間に小さく呼吸を入れる動作を行いましょう。すると、小さく間を入れることができます。このように、自分の立ち位置によって間を調節し、呼吸を入れることで適した間で動作を行うことができます。

 

体配、八節の動作で「間拍子」が整うと、キレイに整います。そして、各動作に呼吸を入れることで適切な間が構築されます。

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