教本を使った効率的な射法の勉強方法

まじめな人は、射法八節の動作すべてにいろんなことを意識するようになって、体がガチガチになってしまいます。

 

ここでは教本を使って、勉強しながら稽古をする一例を紹介します。

 

短くやる内容をまとめてみる
まずは射法八節の内容を一通り見て、自分の好きなところを探していきます。そして、わかるところを取り入れていきます。そして、そのあと、八節でやる内容を自分の短く言葉でまとめます。

 

足踏み→幅は自分の矢の長さにそろえる
胴づくり→脊柱を真っ直ぐ伸ばす
弓構え→大木抱えるように両腕を丸くして、取り懸け、手の内を行う。
手の内→天文筋に弓の外竹合わせる
打ち起こし→肘の角度45度程度
大三→三分の二引く
引き分け→左右均等に引き分ける
会→伸びあい
離れ→左右に開くように離れる

 

こんな感じです、一つの動作を一つだけやることを決めて、射を行います。そうすると、引いてうちに「動きを取り入れてみる」という習慣や射の工夫の仕方が身につきます。

 

稽古するときも一回の射で上の9個の内容を頭に詰めるのではなく、なるべくこのなかの一つに絞って稽古をします。

 

あるときには、大三でやってみようと思うことを稽古してみます。またあるときは会の伸びあってみることを意識的にやります。

 

できるところ、できないところを把握し、ある程度引いたらもう一回読んでみるので、そうして何回も何回も読んでみます。すると、射の形は徐々に良くなってきます。

 

上達する人としない人の違いは「できるところを少しずつ増やすことです」射法八節でそのとき何をやるか一つ二つ意識して稽古し、自然とできるようになってきます。

 

また、何ができないのかも明確にして、それを意識して稽古をすれば、毎回の射で課題ができます。

 

ここでは教本を例に上げましたが、教本にはたまに難しい言葉が書かれています。会では会者定離とか、伸び合いとか、詰め合いとか書かれています。

 

こういう言葉はなるべく無視してください。なぜなら、実際の意味がわからないからです。全国にでる選手でさえもこの伸び合い、詰め合いはどういうことか、説明できる人は少ないと思います。

 

なので、変な言葉にとらわれず、左右対称とか、わかる部分を毎回の稽古で自然とできるようにしていくことが上達のカギです。

 

稽古の数が増えると難しい内容も少しずつわかるようになってくる
そうして、各動作でやることを一つずつできることを増やしていくと、稽古中に教本に書いてあった難しい言葉の意味がどういうことかということも少しずつわかるようになってきます。

 

わかるようになってきたら、その難しい言葉も少し片隅に入れながら、稽古していくと、そういう難しい言葉の意味があるときこういうことなのかぁとボンヤリつかめるようになります。

 

そういう風に勉強した内容がすこしずつ反映されてきます。

 

小笠原流の射法の心構えの内容で「100射気持ちなく引いた射は1射気持ちを込めて引いた射にはかなわない」と説明した内容があります。

 

この文章の内容をあやかると、一射気持ちをこめるのではなく、いろんな寄り道をしながら99射した方が、深い内容に気がつく可能性は上がります。

 

たくさん引けば、難しい言葉が少しずつわかってきます。一つずつわかることをピックアップし、一つ射でできることを積み重ねていけば、何も問題もありません。小さな意識を一つ積み重ねていけば良いのです。

 

いろんなところを部分的に一つずつ勉強して、何年後にいろんなことができるようになるのことが大切です。

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